明日(4月21日)は弘法大師おせったいです。
興山寺の正御影供(おせったい)は旧暦3月21日に行います、今年は明日4月21日10時よりお勤めをいたします。
お大師さまが御入定された日であります。その一週間前から御住房中院(ごじゅうぼうちゅういん)の一室を浄め、一切の穀物をたち、大師は香水(こうずい)で身を清められて、結核趺座して大日如来の定印を結び弥勒菩薩の三昧にお入りになったのです。弟子たちは、悲しみの胸ふさがり、身も世もあらぬ思いでお傍を離れようとしなかったそうです。
21日に奥之院の霊窟に送り、その場を立ち去る弟子たちの心境を私は想像することも出来ません。この行事は、未来永遠に迷える者、苦しめる者を救うために、御入定されたお大師さまに報恩の誠を捧げる行事なのです。"おせったい"は大分特有の地域伝統行事として現在も盛んに行われております。
※御入定とは、いつまでもこの世に留まって世を救い人々に利益(りやく)を与える行を続けるということ。大師信仰の根幹です。
本年は2年ぶりに四国八十八ヶ所霊場のお砂踏みを行いますので、是非お参りください。また、コロナ禍ということで以前寺内でちらし寿司のおせったいをしておりましたが、感染対策の為折箱に詰めてご用意しておりますので、ご自宅に持ち帰って召し上がってください。
行事内容
10時開始
読経
御詠歌
説法
お砂踏み
※お帰りの際は、おせったいのお菓子とチラシ寿司を受け取ってください。
行事の様子
お大師さまが御入定された日であります。その一週間前から御住房中院(ごじゅうぼうちゅういん)の一室を浄め、一切の穀物をたち、大師は香水(こうずい)で身を清められて、結核趺座して大日如来の定印を結び弥勒菩薩の三昧にお入りになったのです。弟子たちは、悲しみの胸ふさがり、身も世もあらぬ思いでお傍を離れようとしなかったそうです。
21日に奥之院の霊窟に送り、その場を立ち去る弟子たちの心境を私は想像することも出来ません。この行事は、未来永遠に迷える者、苦しめる者を救うために、御入定されたお大師さまに報恩の誠を捧げる行事なのです。"おせったい"は大分特有の地域伝統行事として現在も盛んに行われております。
※御入定とは、いつまでもこの世に留まって世を救い人々に利益(りやく)を与える行を続けるということ。大師信仰の根幹です。
本年は2年ぶりに四国八十八ヶ所霊場のお砂踏みを行いますので、是非お参りください。また、コロナ禍ということで以前寺内でちらし寿司のおせったいをしておりましたが、感染対策の為折箱に詰めてご用意しておりますので、ご自宅に持ち帰って召し上がってください。
行事内容
10時開始
読経
御詠歌
説法
お砂踏み
※お帰りの際は、おせったいのお菓子とチラシ寿司を受け取ってください。
行事の様子